「自分の子の発達遅れ」を受け入れられなかったママ医師が、子どもの前で初めて泣いた日

西村佑美

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最重度自閉症のきょうだい児として育ち、障害児家族に寄り添える仕事がしたいとの想いから医師を志し、現在は発達専門の小児科医として多くの親子の悩みに寄り添っている西村佑美さん。

しかしそんな西村さんには、ご自身のお子さんの発達に悩んだ過去があります。発達外来で診療をする立場でありながら、子どものの発達特性を客観的に見られず、なかなか受け入れられなかった過去があるそうです。

息子さんの特性を受けいれるきっかけとなった出来事とは? 西村先生の体験談を、著書『発達特性に悩んだらはじめに読む本』より抜粋してご紹介します。

※本記事は、西村佑美著『発達特性に悩んだらはじめに読む本』(Gakken)より、一部を抜粋編集したものです。

わが家の長男 成長エピソード

発達特性に悩んだらはじめに読む本

発達特性に悩んだらはじめに読む本』(西村佑美著/Gakken)

一般の小児科での診察や発達専門外来で、のべ1万組以上の親子を診た臨床経験、特性のある子の子育ての実体験をもとにした、医師&ママ目線でのアドバイス、指導を強みとした、西村佑美医師初の著書!